2013年02月02日

絶対服従者


服従以外に
俺が生きのびる
道はない

突然変異で高度な知性を備えた
ハチやアリがヒトの代わりに働き、
失業者が溢れる街で、おぞましい
秘密工場の存在を知ってしまった
俺。長期政権で街を牛耳る市長の
悪事を暴くべく、決死の戦いから
静観した先に待っていたのは、働
きアリの苦汁を味わう絶対服従
の日々であった――。(本帯より)


 まってたっ。おかえりなさい……人にどう評価されていようと、誰が何と言おうと、わたくしはこの方の過去デビュー作『歪む教室』が好きでした。いまだに持ってますから

 さて、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作という本作ですが、昆虫(特に膜翅目)が突然変異を起こして、人のような姿となった現実とは似て非なる世界のお話。

 ちなみに、新聞で受賞を見てあれっ? と思ってから、本屋で見つけるまでがまず時間がかかり(探してなかっただけともw)さらに、買ってからも、買ったことを忘れて後回しになってしまいました……しまいましたが、待っていたんですw

 内容としては、本帯からの抜粋通りといえばそれまでなのですが、最初の設定を見たとき、人間の能力は何も変わらないとはいえ、『新世界より』を思い出しました

 いや、本帯のあおりから

 なんですが、まあ、確かにバイオレンスでした。そして、面白かったですし、次回作が出たら絶対に買おうと心に決めていますが……これ、大丈夫かなぁ

 なんて言うんだろう……この賞の権威がどれほどのものかよく知らない。過去の受賞作をほとんど読んだことがないという、わたくしの体たらくによるものなのでしょうが、それでも、うんどうなんでしょう?

 まあ、権威なんてどうでもよくてですね、過去に1度デビューした時もしっかりと賞を貰ってデビューしているわけで、その時は次のお話がシリーズものな作りだったのに、そこで打ち切られて終わっているくらいなので……そういった意味で心配してしまいます

 何はともあれ、次回作に期待です〜

nozomu.gif5
posted by 希 at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) |
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